2010年ミレニアム技術賞最終候補者発表
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フィンランド、ヘルシンキ
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技術革新の功績に対して贈られる世界で最大の賞、2010年ミレニアム技術賞の最終候補者3名がフィンランド技術賞財団(Technology Academy Finland)によって本日発表されました。受賞者は、2010年6月9日ヘルシンキにて開催される式典にて発表されます。
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最終候補者は、次の方々です:
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リチャード・フレンド卿(Professor Sir Richard Friend)
イギリス・ケンブリッジ大学キャベンディッシュラボラトリー物理学教授
フレンド卿のプラスチック電子工学研究は、光電子工学の分野を飛躍的に前進させ、ディスプレイ機器、照明、センシング、太陽光エネルギーの集積におけるエネルギー効率向上に大きく貢献しました。有機発光ダイオード、共役高分子半導体などフレンド卿のイノベーションによって、電子ペーパー、低価格の有機ソーラーセルおよび発光壁紙などの製品が実現可能となりました。
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スティーブン・ファーバー教授(Professor Stephen Furber)
イギリス・マンチェスター大学コンピュータ工学教授
ファーバー教授は、ARM32ビットRISC型マイクロプロセッサのリードデザイナーです。このマイクロプロセッサは、現在あらゆる携帯電子機器に使用されており、携帯電話においてその利用率は、98%以上。25年前に発明された高速かつエネルギー効率の良い32ビットプロセッサは、コンピューターエレクトロニクスの世界に大きな変化をもたらしました。現在では180億以上のARMチップが携帯電話、デジタル画像・ビデオ、音楽プレーヤー、固定またはワイヤレスネットワーク、自動車、ヘルスケアなど多くのユビキタスコンピューティングに利用されており、世界の何億人もの人々の生活向上に役立っています。
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マイケル・グラッツェル教授(Professor Michael Grätzel)
スイス・ローザンヌ工科大学光学・インターフェイス研究所所長
グラッツェル教授は、「グラッツェルセル」として知られている第3世代の色素増感太陽電池の発明者です。この比較的低コストかつパフォーマンスの高い太陽電池は、低価格な再生可能エネルギー技術としての可能性を多く秘めています。この発明によって発電機能付き窓および低価格な可動式ソーラーパネルなどの製品が生み出されました。グラッツェルセルの技術は、未来のエネルギー需要において重要な鍵を握る水素および電池の製造にも応用することができます。
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幅広い技術専門家を抱える国際選考委員会
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フィンランド技術賞財団に対しミレニアム技術賞受賞者を推薦する国際的な専門家委員会の委員長をヘルシンキ工科大学物理学教授兼フィンランドコンピュータナノサイエンスセンター(COMP)所長であるリスト・ニエミネン教授が務めています。その他のメンバーは、フィンランド・トゥルク大学植物生理学教授のエヴァ=マリ・アロ教授、トゥルク・オーボアカデミー大学テクノロジー学部長兼教授のミッコ・フパ教授、スウェーデン・イェーテボリのチャルマーズ技術大学物理学教授ベングト・カセモ博士、ヘルシンキ工科大学の情報技術学部教授マルッティ・マンティラ教授、国連大学学長兼国連事務次長のコンラッド・オスターヴァルダー博士、核融合および重イオン反応のメカニズムに関する多くの研究業績を有するインドの著名な核科学者ラママーシー教授およびカリフォルニア大学サンタバーバラ校学長ヘンリー・ヤング教授が務めます。
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More info:
お問い合わせ先:
アイノマイヤ・ハールラ工学博士(Dr. Tech. Ainomaija Haarla)
テクノロジーアカデミーフィンランドプレジデント兼CEO
Tel. +358 40 716 0703, email: ainomaija.haarla (at) technologyacademy.fi
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リスト・ニエミネン教授(Professor Risto Nieminen)
2010年ミレニアム技術賞国際選考委員会委員長
Tel. +358 9 451 3105, email: risto.nieminen (at) hut.fi
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最終候補者およびその業績の詳細については、ミレニアム技術賞のウエブサイトをご覧ください。
www.millenniumprize.fi.
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ミレニアム技術賞について
ミレニアム技術賞は、生活を向上させる技術革新にフィンランドから贈られる賞です。現在および将来において人々の生活の質を飛躍的に向上させるようなイノベーションに対し、隔年で授与されます。技術賞として世界最大のこの賞は、フィンランド政府と産業界が共同で設立した独立基金であるフィンランド技術賞財団(Technology Academy Finland)により授与されます。最終候補者は、選考委員会からの推薦に基づき、財団理事会により決定されました。2010年ミレニアム技術賞の賞金総額は110万ユーロで、受賞者には80万ユーロ、最終選考に残った他のイノベーションにはそれぞれ15万ユーロが授与されます。
www.millenniumprize.fi.
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フィンランド技術賞財団(Technology Academy Finland)について
フィンランド技術賞財団は、イノベーションおよび新技術を発展させる科学研究支援によって技術の発展を促し、人道的価値観に基づいて人々の生活条件を改善することを理念に掲げ、世界で最も権威のある技術賞、国際ミレニアム技術賞を隔年で授与しています。フィンランド技術賞財団は、フィンランド技術アカデミー(Finnish Academy of Technology www.ttatv.fi)、フィンランド・スウェーデン工学アカデミー(Swedish Academy of Engineering in Finland www.stvif.fi)、フィンランドの産業界をリードする企業がメンバーとなっている産業カウンシル(the Industry Council www.technologyacademy.fi )で構成されています。
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<ニュースソース> フィンランド技術賞財団(Technology Academy Finland)
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