ISSUE 6/2008

October 29, 2008     

フィンランドの未来を担うイノベーション戦略決定
〜Tekes9月&10月合併号〜

 マッティ・ヴァンハネン第二次内閣の主要課題であったイノベーション戦略が去る2008年10月9日に承認されました。
 フィンランドでは、これからの国の発展のために、専門知識の充実とイノベーションが、益々重要な位置を占めると考えています。これを踏まえ、エスコ・アホ フィンランド国立研究開発基金(Sitra)総裁が議長を務めた労働・経済産業省内の委員会で、フィンランドの新イノベーション戦略案を作成、6月12日にマウリ・ペッカリネン経済担当大臣に提出した提案書がマッティ・ヴァンハネン第二次内閣により承認されました。フィンランドの社会において、革新的な社会環境を育み、国際競争力を確固たるものとするために、広範な社会基盤から指示を得たイノベーション政策を確立し、イノベーションの創出と、その展開の促進が重点事項と考えています。

 今回承認されたイノベーション戦略の内容を紹介するプレゼンテーションは、こちらからご覧いただけます。



戦略センター、フィンランドにおけるイノベーション活動を加速
(2008年10月21日)

新たに設立された科学・技術・イノベーション戦略センターがフィンランド国内で急速に発展中である。まずForestcluster社が活動を開始し、ICT部門のTivit社、またFimecc(Finnish Metals and Engineering Competence Cluster=フィンランド金属・機械工学コンピテンス・クラスター)がこれに続いている。

詳細について (英語)

フィンランド、国際競争力で第6位に
(2008年10月9日)

世界経済フォーラム(WEF)は、2008-2009年国際競争力報告書においてフィンランドを第6位とした。フィンランドのランキングは2007年から変動ない。米国がすべてのランキングで1位となり、スイス、デンマーク、スウェーデン、シンガポールと続いている。

詳細について (英語)

通信テクノロジー、バイオリファイナリー分野に新たなFiDiPro研究陣
(2008年10月2日)

Tekesは、海外の研究者招聘のためのプログラム(FiDiPro)に新たに4名の研究者を指名した。これらの研究者は、カナダ人、米国人、ドイツ人である。新たなFiDiPro研究プロジェクトは、生物情報工学、ワイヤレス・ネットワーク、低エネルギー木造建築、さらにバイオリファイナリー新コンセプトの開発に重点を置いている。

詳細について (英語)

新しい材料イノベーションを探し求めて
(2008年10月17日)

科学者および産業界は新機能性材料、極限条件のための材料、ナノ材料に特別な関心を示している。TekesのSisko Sipiläは「これらの研究テーマは、欧州MATERAプロジェクトにおける2008年に利用・応用が求められる事項の中で特に突出している」と述べている。

詳細について (英語)

フィンランド、R&D投資および研究人材において欧州トップ
(2008年10月17日)

欧州統計局(Eurostat)によると、フィンランドは研究開発の集約度が欧州で最も高い国の一つであるという。2005年、フィンランドは研究開発部門にGDPの3.45%を投資した。またフィンランドはR&D部門に従事する人間の割合がEU加盟国内で最も高い。

詳細について (英語)

第6次枠組計画におけるフィンランド:プロジェクトはかつてない規模
(2008年9月24日)

TekesはEU第6次枠組計画(FP6)へのフィンランドの参加状況を診断した。FP6へのフィンランドの参加数はそれ以前の枠組計画に比べて減少したが、プロジェクトの規模と重要性は以前よりも高まっている。

詳細について (英語)

GOCE人工衛星、フィンランド製ソフトウェアで空を飛ぶ
(2008年9月8日)

10月に欧州宇宙機関(ESA) は、地球重力場の調査のため人工衛星を打ち上げる。地球重力場の調査によって海洋循環や海面変動に関する情報ももたらされるため、このGOCE人工衛星は気候研究者にとっても重要な情報源となるであろう。

詳細について (英語)

日本とフィンランド、機能材料分野における共同研究支援を呼びかけ
(2008年9月24日)

フィンランド・アカデミー、Tekes、および日本の科学技術庁は、機能材料の分野における共同研究プロジェクトのための提案書を提出する研究者を招聘する。この共同研究の目的は、長期的かつ体系的な研究協力や研究者の可動性を支援するとともに、フィンランドと日本間の研究協力ネットワークを築き、強化することである。

詳細について (英語)

エコラベルで消費者に指導
(2008年9月12日)

2008年春Tekesは、各家庭や小売業者に対して、二酸化炭素排出量を測定する最適な方法を提供し、気候に優しい選択に対して報奨金を与えることを目的とするプロジェクトを、研究者、企業、産業界の協力で開始した。フィンランド環境研究所(SYKE) の編集した報告書によると、環境ラベルによって、消費者が低公害製品を選択するのに役立つ情報をさらに普及することが可能になるという。

詳細について (英語)

サクセスストーリー

コンピュータやスマートフォンの性能測定での頂点を目指して

コンピュータや携帯電話の性能測定用ソフトウェアのデベロッパーであるFuturemark社は、3DMarkおよびPCMarkという製品で最もよく知られている。これらの製品は業界のスタンダードとなり、その販売数は1,000万個に達している。

詳細について (英語)

Tekes, the Finnish Fundung Agency for Technology and Innovation is the main public funding organization for research and development (R&D) and innovation in Finland. Tekes funds industrial projects as well as projects in research organisations, and especially promotes innovative, risk-intensive projects. Tekes offers partners from abroad a gateway to the key technology players in Finland.